まめばん

No15

外国人の価値観

30th September 2024

海外に行きたい理由として常套句としてよく使われるのが、異なる価値観を学んで自分の視野を広げたいだ。僕も結構海外の友達がたくさんいるので、彼らと交流してこの上の経験について書きたいと思う。あくまで僕の友達の話だから、それが海外の代表的な価値観かは分からない。 まず、家族との関係だ。日本の家族の関係は希薄だと思う。上京などで一人暮らしをするのが、いつまでも実家にいるよりも良いとか、一度上京したら実家に帰り辛いみたいな考えが日本では多いように思う。一方で、海外の結構の人はことあるごとに家族、家族といっている印象で、家族と一緒に住めることが一番みたいな考えをしている人が多い気がする。もしくは近くに住んで月1くらいで飯を食べるとか。 そんな考え方ばかり聞かされると、家族をなおざりにして1年に1回帰るみたいなことをしてる自分に罪悪感を感じてくる。孤独が最大の不幸だというならば、家族はその最大の治療薬だろう。幸福度が低い日本人にとって今一番見直すべきところは家族の関係かもしれない。昔、テレビでEU加入したポーランドのあるおばあちゃんが子供、孫たちが、西ヨーロッパに上京してみんな働きに行って、お金のために家族を奪われたっておばあちゃんがギャン泣きしてた。日本ではこの状況は当たり前になり過ぎてしまった。 もうひとつ違うなと思うことは、好みのタイプについてだ。西洋の人にタイプを聞くと、必ず100%ボディだっていう、顔という答えは聞いたことがない。むしろ、顔は?って聞くと、顔なんてどうでも良いという。逆にアジア人は、顔が大事という答えが多い。僕も典型的なアジア人男性の1人なのだが、そういった話を聞くと、なるほど、顔に固執する必要なんてないのかもしれないと思えてくる。タッパとケツがでかい女が好きな東堂は間違っていなかったのだ。